本研究は、自然災害が頻発する北海道とチリ南部を比較対象とし、地域レジリエンスを育む防災教育と国語教育を融合させた新しいカリキュラムの開発を目指しています。過去の被災記録や教訓を次世代へ確実に継承し、地域の防災意識の向上につなげるという社会的な課題を背景としています。
本研究の特徴は、構造的コード理論やデジタル・フリンジの枠組みを活用し、地域の被災記録を「ことば」による表現活動へと昇華させる点にあります。単なる記録の読解にとどまらず、首藤久義の翻作法やクリティカル・メイキングの手法を取り入れ、学習者自身がテキストを再構築する実践を行います。
これにより、地域固有の災害伝承が現代的な防災リテラシーへとつながる効果が期待できます。
自治体の防災教育プログラムおよび啓発教材の共同開発
学校現場における国語科と防災教育のクロスカリキュラムの提供
デジタル・フリンジを活用した地域災害記録のアーカイブ化と公開
北海道とチリ南部を結ぶ国際的な防災教育交流プロジェクトの企画
地域住民参加型の防災リテラシー向上ワークショップの開催
地域の災害記録を単なる過去のデータとして終わらせず、「ことば」を通じた表現活動によって次世代の実践的な防災リテラシーへと昇華させます。教員就職率74.9%という釧路校の高い教育実践力を活かし、教育現場に直結する教材開発が可能です。自治体の防災担当部門や教育委員会と連携し、地域に根ざした持続可能な教育システムの構築に貢献いたします。

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